生理活性

糖鎖とは
一般的にグルコース(ブドウ糖)などの単糖が樹状に複数繋がったものを呼ぶ。身近なところではABO式血液型の分類、ガン診断に使う腫瘍マーカーも多くは糖鎖である。
糖鎖の研究の現状…遅れている!
糖鎖は核酸およびタンパク質に次ぐ「第3の生命鎖」として、病気の診断・予防・治療へ期待されている。



  • 試 料:ゼロエミッションを踏まえて未利用資源である水圏動物の皮を使用
  • 機 能:日本人の3人に1人が何らかのアレルギー症状を抱え、今後も増加することが予想される。これを踏まえ、抗アレルギー活性(抗ヒアルロニダーゼ阻害活性試験および培養肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制試験など)を検証。
  • 性 状:基礎データの構築を図るため、水圏動物糖鎖の網羅的解析(多次元マップ法およびグライコブロッティング法など)を行う。
》試料の調製および抗アレルギー物質の同定
》アレルギー反応機構の概略(抗ヒアルロニダーゼ阻害活性は⑥、
 ヒスタミン遊離抑制試験は③~⑤をターゲットとしている)